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12/13/2006    硫黄島からの手紙
戦争は、いけない。
戦争は、何も生まない。
これが本当にあった出来事なんだと。
硫黄の臭いが立ち込める、暑い暑い島で36日も戦い抜いた人たち。
いろんな気持ちがあった。
誰の考えが正しいとか正しくないとかじゃない。
どんな気持ちにしろ、どんな考えにしろ、

戦争はいけない

それだけが事実だと感じた。



この映画で栗林中将とバロン西だけが実在の人物だけど、
あの時代にすごく近代的な考えを持ってる人たちだとおもった。
親米家でアメリカに多くの友人がいる。
それでも国の為、家族の為に戦う。
それがどんなに苦しいことかあたしには想像するしかできないけれど、痛かった。
栗林中将は家族思いのとても優しい人。
だけど、部下たちに「10人殺すまで死ぬな」と厳しい命令を下す。
あの状況で生きることは死ぬことよりも辛いことだ。
パンフにあった硫黄島で亡くなった方の奥さんの話。
あの島で亡くなった人の命日は全員、総攻撃の最終電報があった3月17日になっているけど
旦那さんが亡くなったのは2月19日だと言う話。
米軍が初めて上陸してきた日に亡くなったと、旦那さんの苦しみが少しでも短くあってほしかった
って話を読んだ時に、涙が溢れた。
バロン西という人は本当にかっこいい人だとおもった。
ロサンゼルスオリンピックの金メダリストで人も馬も愛していて。
負傷した米軍人の母親の手紙を聞いたあの場にいた兵士たちはみんな何を思い何を考えたのだろう。
清水のように考えさせられた人はたくさんいただろうな。
バロン西の最期はとても潔かったけれど、とても悲しかった。
仲間の迷惑にならないように、足手まといにならないように。
清水の優しさも勇気もすごいとおもった。
まさかあんな最期になるなんて。
伊藤はあの時代の軍人らしい軍人だった。
現代の感覚を持っているあたしは納得いかない考えだったけれど、
あの人も悩んで悩んで、あの島で生きたのだと思うと愛おしかった。

西郷のお腹の子どもへの言葉。
秘密だって。どんなことをしても生きて帰ってくる と。
涙が止まらなかった。
お国の為に死ぬことが名誉。
生きて帰ってくるということを大きな声で言えないような時代だったのだと実感した。



コン会場で流れた、あの笑いが起きたシーン。
笑えないよ。
涙が止まらないよ。
2度あることは3度あって、お前は生きろと生かされて。
そして父親のように仰ぎ見ていた人の最期に立ち会う。
最後の方はただただ泣き続けてた。

あれが全て実際にあったことだと思うと鳥肌が立った。
壮絶で悲惨で、でもあの場にいる人たちの人間らしさが優しくて。
みんながみんな必死で生きている。死にたい人なんてどこにもいない。
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